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藤井

2014年10月10日

nasne(ナスネ)"があるとテレビの視

torneを使った快適な操作感はそのまま 既報(→ こちら )のとおりソニー・コンピュータエンタテインメントは、500GBのハードディスクドライブ(HDD)および地上デジタル、衛星デジタル(BS/110度CSデジタル)チューナーを搭載したネットワークレコーダー&メディアストレージ"nasne(ナスネ)"を2012年7月19日(木)に日本国内で発売する. 価格は16980円[税込]. ここでは、そのnasneを開発に携わったSCE商品企画部のハードウェア企画課 課長 渋谷清人氏とペリフェラル事業部 開発部 2課 課長 河原裕幸氏、SCE JAPANスタジオ インターナルデベロップメント部 ゲームデザイングループ クリエイティブディレクター 西沢学氏にnasneをデモンストレーションしていただいた. 画面左からSCE商品企画部のハードウェア企画課 課長 渋谷清人氏、ペリフェラル事業部 開発部 2課 課長 河原裕幸氏、SCE JAPANスタジオ インターナルデベロップメント部 ゲームデザイングループ クリエイティブディレクター 西沢学氏 nasneとは? まず、nasneの名称の由来となっている"NAS"(Network Attached Storageの略)とは、ネットワーク接続ストレージのことで、ネットワークに直接接続して使用するハードディスクとネットワークインターフェース、管理用ユーティリティなどを一体化したサーバーとも言える. NAS対応のハードディスクドライブでは、複数の対応機器から同時に接続が可能となり、そこに保存されたコンテンツが楽しむことができるのだ. それと同様にnasne本体を家庭内ネットワークに接続することで、地上デジタル放送ならびに衛星デジタル(BS/110度CSデジタル)放送は、プレイステーション3やVAIOなどから視聴・録画が可能になる. まず、nasne本体を見た印象は「意外と小さい! 」. デザインは曲線を活かしたフォルムで、現行のプレイステーション3を小さくしたようなイメージだ. プレイステーション3とイメージを踏襲するnasne. このデザインに決定するまで、2転3転あったという. 設定は基本自動! つなげてすぐ使える 設定は簡単. nasneを購入してホームネットワークにつなぐと、プレイステーション3が自動的にnasneを認識し、クロス・メディア・バーのMUSIC列、VIDEO列、PHOTO列にnasneのアイコンが表示され、 すぐに使用することができるというお手軽さ. めんどうな設定は必要ない わけだ. ※音楽、写真などのプレイベートコンテンツの閲覧はnasne発売時期にアップデート予定のVer.1.50で対応予定. 固定IPに設定したりなど、ユーザーの任意に設定したい場合はWebブラウザアプリケーション"nasne HOME"でプレイステーション3はもちろん、PCなどからも設定可能. プレイステーション3を使ってnasneを体験 まずはプレイステーション3専用TVアプリケーション"torne(トルネ)"のVer.4.0(実装前)を起動し、リアルタイムで放送されている番組を視聴させていただいた. このときのテレビ信号の流れは、放送信号をnasneで受信し、有線LAN経由でプレイステーション3に送信. そしてプレイステーション3がテレビに映像を出力するといったかたち. 「ネットワークを経由すると、画質が劣化したり、反応が遅くなったりしがちですが、 nasneではそうならないようかなり工夫 しています」(西沢). たしかに、プレゼンで使われた50インチ以上と思われる大型テレビで視聴しても、映像はキレイでブロックノイズなども見当たらず、チャンネル切り替えもスムース. torneのサクサク感がまったく損なわれていない. 「(ネットワークを経由してもサクサク感が失われないのは)torneとnasneの組み合わせだから可能だったと思います」(渋谷). nasneをつなげるとBS/110度CSデジタル放送も視聴可能となるため、torneで表示されるチャンネル数も一挙に拡大し、見た目も壮観. チャンネル数が多くなると、torneのサクサク感がよりいっそうありがたく感じられる. もちろん、BS/110度CSデジタル放送が加わってもトルミル情報は健在. しかも、地デジ放送では地域別の情報になるのに対し、BS/110度CSデジタル放送は日本全国一律の放送となるため、 トルミル情報も全国のランキングが表示 される. つぎに、nasne内に保存した録画番組の再生をしてもらった. これは従来までのtorneの操作感とさほど変わらないだろう、と思っていたのだが、なんと、番組サーチや頭出しのスピードが格段に早くなっている(しかも、発売までにさらに早くすべく現在も調整中とのこと)! nesneからのネットワーク経由するため、ふつうに考えるといままでより遅くなりそうなものだが... . 「 ネットワーク経由ということを感じさせない、また、いままでのtorneの快適さを損なわないために、データのやり取りに関してはかなり特殊なことをやっています . このスピード感こそがnasneの強味と捉えていただければ」(渋谷). 契約していない有料チャンネルの文字はグレーで表示. すでにtorneを利用している人は2番組同時録画が可能に すでにプレイステーション3でtorneチューナー(地デジチューナー)を利用している人がnasneを新たに加えると、地上デジタル放送と地上デジタル放送の同時録画、もしくは地上デジタル放送とBS放送またはCS110度放送の 2番組同時録画が可能 になる. プレイステーション3には最大4台までnasneを登録することができるため、torneチューナーと合わせると5番組同時録画も可能になる. ちなみに、プレイステーション3にnasneを複数接続している場合、それぞれのHDDの空き容量などを考慮して、録画先を自動で選択してくれる機能もあるという. 2番組同時録画ができると、観たい番組が重なっていても安心. 共有して同時に使える さらにnasneでは、放送中の番組や録画した番組を家庭内において、ふたつの機器から同時に視聴することが可能となっている. ナイキ CR7 つまり、リビングでAという番組を視聴または再生しているとき、別の部屋の別の機器からBという番組を視聴または再生することもできるのだ. 「 ひとつのコンテンツを2ストリームで配信することもできる ため、録画したある番組を2台の機器から時間差で視聴することも可能です」(渋谷). セカンドテレビを用意すれば、リビングのような環境が別の部屋でも実現できてしまうわけだ. 外からリモート予約も可能 nasneではソネットエンタテインメントが提供する"Gガイド.テレビ王国CHAN-TORU"と連動し、 外出先からWi-Fiや3G通信を使ってプレイステーション VitaやPC、タブレット、スマートフォン(iPhoneやiPadなどiOSからも可能)などのモバイル機器から家庭内にあるnasneにアクセスして、テレビ番組の録画予約が可能 になる. 容量が足りないときは番組を削除することもできる. 予約を忘れたり、急な用事で帰宅が遅くなるときも、これで安心! プレイステーション Vitaとの連携 プレイステーション Vita専用のナスネ対応視聴・録画アプリケーションとして"torne(トルネ)for PS Vita"(仮称)がリリース予定となっている. これを利用することで、nasneに直接アクセスし、Wi-Fi経由でテレビ番組のライブ視聴、録画予約などが可能になる. また、録画と同時に書き出し用ファイルを作成するnasneの特長を活かし、 録画コンテンツをWi-Fi経由でPS Vitaへ書き出すこともできる ため、「書き出すたびにプレイステーション3を立ち上げてUSBケーブルをつなぐ、といった手間が省かれ、より利便性がアップすると思います」(渋谷) 地デジレコーダーキット"torne"発売から2年余り. この時期のnasneのリリースに関しては「ハードウェアとアプリケーションの開発で2年という期間は必要だった」(渋谷)ということだが、「レコーダー機能を持ち、且つ、それ以上のもの」として開発されたnasneはプレイステーション3、およびtorneユーザーは待った甲斐がある製品ではなかろうか. しかも、ディスクメディアへ書き出しができるVAIOやハードディスクレコーダーなどがあれば、nasneに保存した番組を書き出すこともできるので、ディスクに残したいユーザーにとっても問題なし. また、torneチューナーは1台とプレイステーション3と紐付れられるため、プレイステーション3本体を買い換えたときなど、それまでtorneで録画していた番組が再生できなくなるが、nasenで録画した番組は別のプレイステーション3で再生可能だ. 「nasneを持ち運んで友だちの家のプレイステーション3で観るなんてこともできますよ」(渋谷). 今回のプレゼンテーションでは、プレイステーション3を使ってのものだったが、後日、VAIOやSony Tablet、Xperiaなどソニー製品との連携に関してもプレゼンテーションが予定されている. nasneはプレイステーション3を起動してないくても、nasne対応視聴・録画アプリケーション(※対応アプリの配信については順次アナウンスされる)を使って、nasneと直接やり取りが可能. これらがどういった使い心地なのかも気になるところ. そちらもリポート予定なのでお楽しみに.


Posted by 藤井 at 22:51│Comments(0)
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